11月は、子どもにかかわる、大切なキャンペーンがあります。
とある11月。
父親から虐待を受けていた幼い2人兄弟が、息も絶え絶えの状態で橋から川へなげて死亡させた、という痛ましい事件が過去に起きました。
そのことをきっかけに、子どもたちに取り巻く「虐待」というものへ、みんなが理解を深め、また児童虐待防止に向けて、社会全体が取り組むこと等を願いとして始まったキャンペーンです。
●子育ての大人には…
一人で悩まないで。
「間違った」子育てはない。
「ちゃんとやっていない」親はいない。
「母親(父親)がちゃんとしてない」ちゃんとってなんですか?
手をあげるまえに、放置する前に、手を差し伸べられたらと願うばかりです。
●子育てに関係のない大人には…
家族は完璧ではありません。助け合うことが必要です。
「そこの家の子どもだから関係ない」そうやって放っておくことは社会を悪くさせます。
困った家族がいるときは、解決にならなくても「どうしたの?」と声をかけることが大切です。
ベビーカーを押すのが大変そう、荷物と子どもを抱えている大変な親を見かけたら、そっと手を差し伸べるだけでも良いかもしれません。
また、もし、虐待かも…と不安をよぎったら、間違いでも通報する必要があります。
児童虐待を通報することは、社会全体の義務です。
少しでも、理解を深め、社会全体で支えられるようになりますように…